2カ国回って、事前情報が大事だということに気が付く今日この頃(←基本中の基本)
自分の情報整理も兼ねて国紹介なんかしてみたらどうかと思いトライすることにしました。
国旗
こちらがスリランカの国旗。
緑はイスラム教を、オレンジ(サフラン色)はヒンズー教を表しているらしい。剣を持つライオンはシンハラ王朝以来のシンボル。シンハラ王朝とは、紀元前3世紀ごろからセイロン等にあった王国で、アーリア系のシンハラ人が建国したとされる国です。
アーリア人がどこら辺までをさすのかよくわからないけど、狭義にはイランやインド系、広義には北インドからヨーロッパ方面まで入るらしい。もうあまり意味を持たない区分なのかもしれないですね。
ライオンの周りにある四隅の葉っぱは菩提樹で、この国の70%を占める仏教徒を表しています。
地理
国土は北海道より一回り小さいくらい(0.8倍)。インド亜大陸とポーク海峡を挟みインド洋に浮かぶ島国。中央部のみ山地となっており、周辺は平原が広がる。北部の主要な河川は中央高地を源として四方に流れている。最大の河川は北東部に流れるマハベリ川。
気候
年間平均気温は27°前後でほぼ一定。年間を通して高温多湿だが、高地は冷涼。年間2回の季節風(南西モンスーンと北東モンスーン)により降雨量が変化する。この影響で、南西部では4~6月,10~11月が雨季、12月~3月が乾季。反対に北東部では5~9月が乾季、10~3月が雨季。
通貨
通貨:スリランカルピー(LKR)
1スリランカルピ → 0.48円 (2024.8現在)
100スリランカルピー → 48円
表示価格を2で割ると日本円くらいになりますね(о´∀`о)
物価
全体的には物価は安く、日本の1/3~半分位の金額。
2022年春に財政破綻を起こし、物価が大きく上昇した(約2倍!!)という背景があるが、それでも安い。それを機に国内で最低賃金の引き上げが行われたが、1万2500スリランカルピー(6250円)から1万7500スリランカルピー(8750円)に引き上げられたとのこと。貧困層も多く全人口の25.9%が1日1100ルピー(500~600円)未満での生活をしているとのこと。
参考HP
観光
けんたびで行ってみたいと思ったところをまとめております。そのため、情報に偏りがあることをご了承ください。
観光基本情報
日本との時差 | 3時間30分 |
公用語 | 英語・シンハラ語(8割)・タミル語 |
治安 | 比較的安全。島国だから?ぼったくりはあたりまえ(トゥクトゥク、タクシーなど) |
物価 | 繰り返しになるけど 1/3~半額程度 |
観光地〜コロンボ近郊〜
ジャミ・ウル・アルファー・モスク
コロンボの下町、ペター地区にあるモスク。赤と白の縞模様が美しく、珍しい。仏教徒が多いが、イスラム教やヒンデゥー教も。宗教が共存している街です。
ダッチ・ホスピタル・ショッピング・プリーシンクト
古風で趣のある17世紀オランダ植民地建築の病院を改装し、高級ショップやレストランが入った商業施設。
Lotus Towr
コロンボの中心地にある象徴的なタワー
南アジアでは元も高い建物(約350m)として中国資本にて着工、2019年完成。なぜか開業は2022年。中国からの支援と言えば聞こえはいいけど、債務の罠による経済的な負担にもなった?といういわく付きのタワーのようです。
ガル・フェイス・グリーン
コロンボの海沿いにある緑地。屋台もたくさんあるらしい。市街中心地とは変わり180°広がるインド洋が美しいとか。
シーマ・マラカヤ寺院
コロンボの市街地にある湖上のオアシス。スリランカの国民的建築家ジェフリーバワというかたが建てたお寺とのことです。この方、今や高級リゾートに溢れているインフィニティプールを考案した人でも有名なんですって。それは確かにすごいかも。
観光地〜郊外〜
シーギリヤロック
古代王国の跡地。高さ200mの岩の要塞で、西暦477~495年に整備されたようです。当時の王、カーシャパが父を殺してしまった罪を忘れようと作ったのがきっかけらしい。その後495年に弟に敗れ、18年で幕を閉じたという歴史があるようです。世界文化遺産登録地。
1200段の階段を登ると頂上に。沐浴状や王宮、妃の部屋があったよう。
ピドゥランガラ・ロック
シーギリヤロックを遠くから見ることができる対になる岩。高さは180mで登頂までに役1時間半ほどかかるようです。ピドゥランガラロック自体は寺院とされていて、地元の方も参拝しに来るようです。岩の階段や荒い岩肌、最後の方はロッククライミング?をしているような感じになるそうで、サンダルは避けた方が良いらしい?
ゴール旧市街地と要塞
コロンボからバスや電車で3時間〜4時間ほどに位置する町。1988年に世界遺産に登録。
インド洋に突き出した小さな半島で、泥とサンゴ石でつくったゴール城壁で、すっぽりと取り囲んだ要塞。小さな町なので、半日あれば回れてしまうそうな。要塞自体は1588年の植民地時代にポルトガル人により建築されました。
参考HP
ヌワラ・エリヤ
世界有数の高知の産地。スリランカ。イギリス植民地時代に紅茶のプランテーションとして開発された歴史を持つ。「セイロンティー」の正論はスリランカの旧国名。そのセイロンティーの故郷が標高1868mに位置するこのまちヌワラエリヤ。イギリス植民地時代には植民地として栄えたことからコロニアルホテルなど、イギリス長の建物が今も点在している。
キャンディ駅からナヌ・オヤ駅間列車旅が人気らしい。列車旅はちょっと魅かれるな
マヒヤンガナ・ラジャ・マハ・ヴィハーラ
スリランカのマヒヤンガナにある古代仏教寺院。スリランカの16の宗教聖地である、ソロスマスタナ(?)の一つらしい。この寺院はブッタが初めてスリランカを訪れた場所であると言われており、宗教的に重要な意味を持っている場所。
古代の年代期「マハーヴァムサ」などの歴史資料によると、釈迦は悟りを開いてから9ヶ月目にこの地域を訪れ、布教し仏教を確立したそうです。これがスリランカの仏教の始まり。
参考HP
ダンブッラ石窟寺院
コロンボから陸路で四時間くらいにある寺院。こちらも1991年に世界遺産に登録されたようです。世界遺産多くない?
紀元前3世紀に修行の場として開窟が始まり、紀元前1世紀にシンハラ王朝のワッタガーマニー・アバヤ王が戦勝を記念し寺院を建設したそうです。高さ180mの岩山の中腹にたつダンブッラ石窟寺院には壁画や仏像が美しい5つの石窟からなり、その中は153の釈迦ゾウ、3つのスリランカ王の像、4つのヒンドゥ教の神像、天井画、壁画で埋め尽くされているようです。
観光〜アクティビティ〜
アーユルヴェーダ
出国
スリランカから船でインドへ渡る予定。カンカサントゥレイという街から航路で海を渡れるらしいです。
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