と言うことで、無事(?)バラナシに到着したわけです💡バラナシはやっぱりちょっと他とは違う体験だったなー。。。その体験を徒然と綴ろうと思います😃よかったら読んでください♪
火葬場の前にバラナシの街とかそこらへん

まず、最初にバラナシを散策して思ったことは2つ、思ったよりも静かだなーと言うことと、ガンジス川別に汚くないじゃん🤣というもの( ・∇・) リバーサイドは割とみんなのんびりと過ごしていて静かだった。結構腰掛けて談笑してたり、川眺めてたりしている人もいて、穏やかな感じ💡
そして、ガンジス川。「別に汚くねー。。。」という衝撃の事実(どんなの想像してたんだ!?)。いや、入ったらやばい入ったらやばい。めっちゃ汚いからということを聞かされ続け出来上がっていたイメージとのギャップが強くてがっかり(失礼) 驚きました。。。匂いもないし、めちゃくちゃ透き通っているかと言うとそんなことはないけど数センチは水底も見えるし、魚も泳いでいるし、なーんだと思ってしまう🤣 案外綺麗なものでした!まぁ、大腸菌とかそこら辺は目に見えないからすごいんだろうけど。実際5万円あげるから泳いでとか言われたら普通に泳ぎます🤣たぶん。。。
みなさん沐浴されている姿も見させてもらいました。ハンピでも思ったけど、儀式的な要素としての沐浴と生活としての水浴びや洗濯の境がすごく曖昧でそれはそれで興味深かったなー😌泳いでいる人もいたし、シャンプーしている人も。かと思えば神妙な顔つきで水を被っている人がいたり、水をすくって手から流している人もいたりと不思議な場所でした💡

深くなってるから気をつけての看板でした
火葬場を見学(?)させてもらって
バラナシといったらこの火葬場。ヒンドゥー教では、死後ここで火葬されてガンジス川に流されると解脱できると信じられていて、ここでの火葬されることはみんな憧れということです。
で、バラナシにはダシャーシュワメード・ガート(Dashashwamedh Ghat) とマニカルニカー・ガート(Manikarnika Ghat) の2箇所があるんだけど、自分はダシャーシュワメード・ガードでゆっくり過ごしました。理由は次に書きます。

お金は掛からなかったです
マニカル・ニカー・ガード
先にこっちのマニカルニカーの方から。規模とかエキサイティング(建物の構造など)なのはこっち。なんか入り組んでいて、大きくて立派?な感じ。その分人も多い。で、何がダメかというと、客引きやおせっかいガイドが多いのなんのってそれがうるさくて、正直うざいわけですね。
火葬場の手前から声をかけてきて、同行するパターンでおせっかいガイド。こっちはそこに行きたいわけだから、親切な様子でいろいろいってくるわけです。無料だというけど、絶対そんなことはない🤣で、こちらはわからないことだらけだし、火葬場という特性上なんとなくどこまでが良くて、どこからがダメなのかの判断がつかないことをいいことに、そこは家族だけがOKだとか、ここは入ってもOKだとか、ここは写真ダメだとか、ここは良いとかいろいろいってくるわけです。そして、「ここは俺にお金を払えば撮影してもよい」とか。「はい!でた〜!あんたここの何者よ」っていうことで笑ってしまうわけですが、もういらんいうてもしつこいしつこい。こりゃダメだ。こちらはここの文化をゆっくり感じたいのに、うるさすぎて感じたり、考えたりすることもままならんと撤退しました〜。。。
ということで、ゆっくり見たい方(?この表現もすごく違和感があるけど)は次に紹介するダシャーシュワメード・ガートをお勧めするわけです。といっても、一目見ておく価値はあると思います💡

治安はそんなに悪い感じしなかったなぁ
ダシャーシュワメード・ガート
こちらはマニカルニカーよりも飾らない感じ。もしかしたら、マニカルニカーの方はより身分が高い人用なのかな?ちょっとわからないけど、そう思うくらい作りは質素です。
川辺に3つの長方形方の焼き場があり、奥に一つ白い円形の火葬場、さらに川に近いところに多分火葬場があり同時に5〜6体くらい焼けるような感じ。こちらもおせっかいガイドさん(座ってたら声かけてきた。こちらはなんか気になってガイドお願いした)によると、真ん中の3つの鉄はミドルクラス、奥の白いところはハイクラス、それ以外はロークラスに分かれているんだとか。亡くなると、一度ガンジス川で沐浴させた後、バターを全身に塗るそう。喪主になる人は白い服を着ている人で、断髪し髪の毛はご遺体と共に燃やすと言うことらしいです。正直、このガイドさんの説明は結構勉強になりました(笑
基本的にはずっと遺体が燃やされている状態がずっと続きます💡火葬場の前に腰掛けるところやベンチがあるのでそこから見させてもらうことが可能です。なお、写真撮影は厳禁ですが、やはりガイドにお金を払うと撮影してもいいみたいです🤣(ほんとにそう言われますが、基本厳禁です。倫理的に)。でも、インドの「厳禁」は「できるだけまもろうね」なので、みんな普通に写真撮ってます。。。私はそれでも撮りませんでしたが🤨

オジチャンズ
火葬場を見学(?)して
(*ちょっとグロい表現もあるので興味ない人は飛ばしてください)
やっぱり、ここの体験は特別だったと思う。不思議というか、いろいろなことがギュッと濃縮されていて、まとまりきらないというのが正直なところ。その体験をちょっとだけ綴ろうかな。
実はここの場所には初日の夜と2日目の日中と居させていただき、相当長い時間眺めていました。不思議と怖いとかそういう感じはなく、穏やかな気持ちで過ごしたかな。それにもっとこう湧き上がってくるものがあるかなとも思ったんだけど、そういうこともなく、想像以上に淡々としていて落ち着いていて、穏やかだった感じがしました。
薪が準備されて、遺体が家族の手で運ばれてきて、最後の沐浴が終わった後巻きの上に横たわり、儀式的なやり取り(遺体の周りをみんなで回ったり)が一通り終わると喪主の手で火が入れられる。火は最初は弱いんだけど、徐々に徐々に強くなり遺体を覆う。一人は顔が露出していて、火が回ると肌が赤く焼け爛れ、徐々に黒に変わっていく。鉄に体液が垂れるんだと思う。ジュージューという焼き肉を焼いているかのような音。足らしきものも真っ黒になり、いくらか時間が過ぎると火の番をしている人が木の棒などで(割と無造作に)遺体を中心に集める。当然、そこにはあったものがなくなり小さくなっていうことがわかる。またしばらくすると火の番をしている人が薪の中をゴソゴソすると黒い塊が。それはおそらく人だったもの。それを再度火が強いところに入れる。数時間もすると人の形は綺麗さっパリ無くなり、灰だけになるわけです。
これが一通りの流れなんだけど、同時並行で周りではいろいろなことが起きる。つまり、周りはみんな普通に日常生活を送っているわけですね。雑談をしたり、物を食べたり、川を眺めている人もいれば、水浴びをしている人もいる。日本とかだと(そもそも焼けるところなんて見ないんだけど)、人が亡くなった時って葬式という儀式が完全に日常とは隔離された場で葬式だけを行うと思うんだけど、そうじゃなくて。ごく日常生活の景色の中に死というか葬式という儀式も溶け込んでいる。そんな場所だった。
だって、人が燃えている後ろでディズニーのエレクトリカルパレードに出てきそうな派手な装飾をした船が行き交ったりしてるんだよ!?悲しむものも悲しめないと思ってしまうが、そもそも悲しいことではなく次の旅立ちということでもあるのか。。。それに、燃え終わった火でヤギが暖をとっていたり、犬が燃えたあたりをクンクンして何か食べたりって、そこに落ちている犬くんたちが食べられそうなタンパク質ってそれしかないよなと思ったり。。。かと思えば、観光客を餌に金儲けを企んでいる輩も多数いるわけです
まぁーまとまらんわけですよ。確かに、生と死が一番近い場所という表現は正しいのかもしれない。生きることとしての死が同時並行で分離される特別なこととしての死ではなく、灰になるまで包含されての死、人生という感じがしたかもなー。情報量が多くて非日常かと思いきや、想像以上に情報量が少なくて、ごくごく当たり前のことが当たり前に起きている(人が死んで燃やされれば当然タンパク質だから燃えて灰になる)だけなのかもしれない。そんなこんなな体験でした。
ただ、個人的にはここは見る人によって感じることや得るものは全く違うと思うと思うけど、自分にとってはかけがえのない体験をさせていただいたなと思う。それは人としても専門家としても。

お口直しにリバーサイド以外の場所

リバーサイドは想像以上に静かだなと思ったんだけど、一度街の方に出たら想像以上にうるさかった(笑
で、川から街に出る間は狭い路地になっていてここがまたすごい趣があって好きだった!! バイクは角曲がったりするたびにクラックション鳴らすからほんとにうっさいんだけどね🤣


なんか冒険しているみたいでわくわくしてとてもたのしかったなぁ〜😌とくにときどき屋台が出てきてそれがまた美味しそうで💡たぶん?日本人観光客は基本的にはたべないのかな?自分は気にせずどんどん食べるからもっとゆっくり回って食べ歩きもよかったかなーと思いました〜😃でもノイジーなのは嫌い。。。

お昼食べたお店 Madhur Milan

こちら、同じホテルに泊まった日本人の方に紹介してもらっていったカレー屋さん150ルピーでお腹いっぱいたべられるので、レストランに迷った方はぜひ言ってみてください( ^ω^ )

さらに上に300ルピーのセットも
カレーはサラサラ系のカレーでこってりしていないので結構サクサクいけます✨カレーも美味しかったんだど、個人的にめちゃくちゃ推したいのがプレーンラッシー!!ここのラッシーめっちゃ絶品だった(写真の右上)!!干し葡萄みたいなのも載っています!! 辛いのダメでちょっと辛め(私にとってです。普通の人は食べられるからさ)だったのでラッシーを間に挟みながらたべました💡美味しすぎてラッシーおかわりした(笑 それくらい美味しかった。
ということでバラナシ編は以上です!! ついにこれでインドも終わり!次回は陸路国境超え編です✨
コメント