カラコルの街から、世界遺産イシク・クル湖の雄大な景色を見るにはちと離れすぎていた。タクシーでチャチャっと湖だけ見に行っちゃおうかなと思ったんだけど、一番近い場所が入江になっているようで、壮大なイシク・クルレイクを感じることはできなそう。ということで、ビシュケクに戻る前にど田舎なトソルという街に立ち寄ってみたのです。個人的にめっちゃ好きになった街
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なぜトソルを選んだのか!?
ここから話さなければなるまい。なぜトソルを選んだのか?たぶん、なかなか選ぶ人いないんじゃないかという街。というのも、イシク・クルレイクを調べる時にまず表示されるのは、チョルポンアタという街だから。この街が多分メインで栄えているので観光客が集まる場所。なので、ここにするか迷った。
そして、もう一つ先人のブログを読んでいた時に出てきたのがトン村という名前。ここも調べた。そして、迷った。どこに行こうかと。。。
さて、どうするか。チョルポンアタは湖の北側に位置している。カラコルに来る時は真っ暗だったけど一度通った。んじゃ、下側に行きたい(北側も別に見てないけど)、そうすればはれてイシク・クルレイク一周じゃ!!
気になっていたトン村は湖の南側にある。調べてみた。バス停からちょっと距離があって6kmこれはタクシーを使わないといけない距離。もっと手軽に(歩いて行ける距離で)湖を見たい。そしたら、トソルなる名前を発見!! 湖からめっちゃ近いやないかい!! よし、ここにしよ!ここにき〜めたっとなったわけです🤣
ただ不安要素がひとつ。google mapでホテルを調べたところあるにはあるけど、一箇所を除いて料金が出てこず横棒。一箇所だけ料金が出ているけど4000ソムと高い。うーん。とりあえず弾丸で行ってみるかと予約を取らずに向かったのです。
無事着いたのはいいけどホテルは。。。
前のカラコルの記事に書いたけど、トソルまではおじちゃん達の親切な伝言ゲームにより、難なく着いたのです。だがしかし、ホテルは。。。案の定やってない。。。😱 やっぱり、料金が出ていないということはやっていないということなのね🤣(←当たり前!) 仕方ない。。。一泊だけだからちょー高いけど料金が出ていたホテルに行きますか〜。。。
Maksat House(クリックでg-map)

門をあけたら、お兄さんが。泊まりたい旨を伝えると、めっちゃ歓迎モード🤣温かく迎え入れてくれるのはありがたい!! でも、ちょっと熱烈すぎ?笑
で、ここで問題が。。。カラコルで現金を使いすぎた😨 手持ちの現金がかなりやばい。この時、3100ソム(6000円くらい)。宿の料金が4000ソムとgoogleには書いてあったな〜。。。キャッシュで払えない。どしよと思いお兄さんに、「現金がない。カードで支払えるか?」と聞いたところ、困った顔したけど「OK」ということで(こういう時のOKは大体トラブルを呼び込む)、ひとまず中に入ることに。そして、これは想定よりもだったんだけど、いくらか聞いたところ「ディナー付きで2600ソム(4700円くらい)でどうだ?」ということで、ネット予約よりも格段に安かった!!😆✨ありがたい!!

どういうあれかわからないけど、ここまで差があったのは初めてだなー!まぁ、相場からしたらかなり高い設定だったからおかしいなー相当な高級ホテルなのかなーとか思っていたんだけど🤨直撃訪問してよかった〜 それでも、いつも泊まっているホテルの平均が900ソム(1500円くらい)だったわけだから、自分が泊まるホテルとしては、高いには高いんだけど😅

で、実際のところ大晦日でどこも何もやっていない。どころか、この街マジでなんもない🤣 そしたら、宿の人優しくて昼飯も食べてないこと言ったら、軽食出してくれて、ディナーはついてて、なんなら自分のディナーもらった後に家族の食卓に呼んでくれて、そこでもサモサ(マジうまかった)やら何やらいただいて、ティーも出してくれて、そして次の日朝ごはんついていないのに、「お腹空いたでしょ?」って朝ごはんまでつけてくれました🤣 3食ついちゃったよ(笑)サイコーか!!ほんと、キルギスの人優しい!!大好き!!

軽食だけど食べきれなかったです

この後、さらに食卓でたくさんいただきました

この後、夜までご飯にありつけなかったから、救われた
ほんとにみなさんに親切にしてもらって、感謝感謝。それも含めてこのトソルという街が大好きになったのです。
一応伏線回収 支払い。。。
で、支払いなんだけど。。。やっぱり現金が必要だった😱 ちょーギリだから現金使いたくなかったんだけど、仕方なかったか。。。というのも、キルギスの人たちvisaが好きみたいで、どこでもvisaカード持ってないか?と聞かれるんだわ。で、今回の支払いの時、visaカードの番号を教えるから送金してくれって言われて、、、
いや、クレジットカードの送金なんて初めて聞いたぞ!?😳となったんだけど、クレジットカードの番号を一生懸命伝えようとされるので、こっちは「???」でも先方さんはこっちが「???」になっていることに「???」になっているという状況(笑)🤣 ちょっとわかんないんだけど、キルギスではクレジットカード間の送受金ができるっぽい???それも当たり前にくらいな感覚で🤨 でも、当然自分が持っているクレジットカードはそんなことできないので、途中で諦めて現金で支払うことに。。。
余談だけど、WISEカードが対応している国であれば振り込みできるんだよねー。。。ただ、キルギス対応してなくて、これも一つ不運。カラコルでクレカが弾かれたのがもう一つの不運などなど不運が重なっての今回です。。。
で、これがまた次の不運を呼び込むのです。が、それはまた後で。3100ソム−2600ソム。現金は残り500ソム。バスが500~700ソム(時期により変動。元旦というスペシャルデー😨)さて、けんたの運命やいかに。。。最後に続く。
トソルの街でイシク・クルレイクを感じる
ホテル問題がひとまず落ち着いたので、イシク・クル湖へ。ここは世界遺産。簡単に概要を書くと、標高1606mの高地にある湖で、キルギス語で「熱い湖」の意味。なぜかというと、冬になっても凍らないから🧊!! なぜ凍らないかは不明らしいけど、少し0.6%塩分が含まれているのは関係ないのかな???ちょっと舐めてみたら、うっすらしょっぱい感じがしました😃 そして、めちゃくちゃ広い!! なんと琵琶湖の9倍の広さ、滋賀県の1.5倍の広さ。東西182km(東京から静岡くらいの距離)✖️南北60km(東京から箱根湯本くらい)、まじででかい🤣 なので、対岸は見えずほぼ海です( ・∇・) で、透明度もすごくて30mくらい見えるらしい!! これは0.6%の塩分が微生物や藻類の繁殖を抑えているためらしいです😳では、どーぞ!!

じゃーん!!めっちゃ綺麗✨砂というか荒い砂利で、なんか赤いんだよね!! それがまた湖の青を引き立てる感じで美しい。そして、だれもいなーい!!貸切✨ サイコー😆


いやー。ここはよいよ!!個人的にはだけど、すごい癒された( ^ω^ )夏がメインシーズンなんだと思う。夏に来たら遊泳とかも楽しめるっぽい雰囲気ですね!! でも、冬もよかった!!何もすることはないけどね
人よりも動物の方が圧倒的に多い街
湖を散策していると!!

遠くから馬に乗った人が!!😳 よくみると、さっき対応してくれたホテルのお兄ちゃん😆

えっ!!ちょっと待って、カッコ良すぎるんですけど!!🤣🐎 そんなことある!?笑 ほんとに普通に移動手段として馬が使われてるのねえ〜😳 この後、所用があるからと颯爽と走り去っていったのです!! いいなぁー馬🐎バイクの免許の次は馬か✨😁笑
そして、この街ほんとに人よりも動物の方が多い!!

これはほんとに遊牧民族を感じさせる瞬間だったー ひつじを操りながら歩くおじちゃん。手慣れたもんで、みんなで近所をお散歩くらいな雰囲気だったね🤣

お次もひつじ。こちらは囲いの中にいたひつじ達です。といっても、出ようと思ったらすぐに出られてしまいそうな囲いなんだけど(笑


なんだあいつ?的な眼差しで見てくるひつじさんたち🤣ずっと凝視してくれるから、撮影はしやすいのです(笑

牛も街中を散歩。インドとは違って、野良牛ではないです。ちゃんとした家畜としての牛。なんかこの子かっこいいな😎 ゆったりとしたペースでお家まで歩いて帰るところだったようです🐃 ほかにもいくつか写真紹介📸




という感じで、撮影しながら街を散策し、大満足だったわけです!! 一泊だったけど、すごく良い滞在だったなぁ〜!! 来てよかったと思えました!!
今回も最後まで読んでいただいてありがとうございます。一度、ここで締めようと思いますが、おまけで一番下にその後にあった悲劇について書きますので、余力があれば読んでください(笑
おまけ ビシュケクにたどり着くまで
ということで、ホテルの支払いで現金を使ってしまったため500ソムしかありませんが、さていかに。。。
バスは普通にきてくれて乗車。いつもだったら、乗る前に必ず料金を確認するんだけど、お金ないなら乗せられないみたいな話になるのも怖い、なのでシレーっと乗ってみる🤣
で、途中で休憩を一回とるんだけど、まさかのその時点で集金💲 やばい。。。でも、500ソムという話もあった。シレーと何食わぬ顔して500ソム渡してみた(笑
そしてら、足りないよ〜って。。。ドキッ!! いくら?550ソム(意外と安かった700ソムくらいかと思っていた)、ここで迫真の驚いた顔をして見せる😳‼️ 500ソムと聞いてたんだよ〜😅ごめんなさい。ちょうど500ソムしかもってなくて。。。と、この時には迫真の困った顔、悲しい顔😢してみる。。。
そしたら、なんと!何も言われずに終わった🤣 で、なにくわーぬ顔してビシュケクに辿り着いたのです🚌で、降りたら金おろして来いくらい言われるかなと思ったら、そのままバスは出発!!
事なきを。。。えませんでした〜!!笑
現金がない。。。
500ソムを握りしめて乗ったバス。500ソムを支払った私は手持ち0円。。。🤣(そんなことある!?ってなるんだど、まじで、そういうことあるんです。いいかげんだから。笑)
ホテルまで調べたら5kmくらい。この距離は歩くのつらい。なんせ荷物も25kg以上、道路は雪や凍結状態。。。タクシー使いたいので現金💰 と思っていたら、目の前にATMが!! やっぱりもってんなぁ〜✨さすが、日頃の行いが良い✨と、ルンルンでATMへ
だがしかし。。。なぜか引き出せない。。。いやいやいやいや、こういうことはよく起きるんだ。でも大丈夫。最初のATMを見つけた後もキョロキョロして他にもATMがあることを確認済み。よし、次のATMへ。。。
え、なんで???お金下ろせない😭 いやいやいやいや、こういうことはよく起きるんだ。実はもう一つATMがあることを。。。ガーン😱お・ろ・せ・な・い。。。なんで〜😭
そうなれば、奥の手。両替屋があるじゃないか!ここで日本円を両替してしのぐか!!よし!
(T-T)日本円両替対象外。。。なんですと。。。2店舗いったけど両方ともダメだ。。。はい。おわったーOUT!!
ホテルまで行けばカード使えるから泊まれる。ビシュケクはカード払いOKのレストランもある。ひとまず歩くか〜。。。5kmつらたん。実は時間はちょっと遡るけど、500ソムちょうどしかもっていなかったら、途中の休憩でも何も買えず、トイレも10ソム(18円)かかるから行けず。。。まじで、ホテルで朝ごはん出してくれたのに救われた〜ということなのです🤣ぎりぎりすぎる
歩いてホテルへ向かう途中で
そんなこんなで歩き始め、途中ATMを見つけるごとに片っ端からキャッシングチャレンジをして行く🤣
そしたら!ガソリンスタンドに併設されているATMで

おろせた〜😭まじでほっとした(°▽°)なんだったんだ、おろせなかった数々のATMは!! カード側の問題かと思ったじゃないか〜😭

KICBとかいう銀行さまさまです😭ありがとー
で、ここから後3kmくらいだったからタクシーで行こうと思ったんだけど、タクシー拾えず。結局歩いて向かうことに。途中タクシー通らないかなと思って気にはしていたんだけど、通らなかったよね🚕
そして悪評高きキルギス警察に
交差点に警察官が👮 キルギスの警察はネットで調べると出てくるんだけど、いい噂がない。外国人とわかると難癖をつけて賄賂を要求してくると(偽物なのか本物もなのか。ネット情報は両方共と)。時に、街のチンピラや悪いやつのトラブルより、断然政府とか警察などの国家権力を引っ提げた輩の方がタチが悪いことがあるわけです。。。実際、この旅で奪われたドローンは国家権力によるものだしね〜😭 で、目を合わせないようになにくわーぬ顔をして交差点をすぎる。。。
そのあと歩いていると公園が。ちょっと疲れたーと思って公園のベンチに荷物をおろしたら、まさか後ろからついて来てやがって、声かけられる‼️😳うわ〜やな予感〜。。。 と何やら話しかけてきて、ロシア語だからわからない。。。 うわーやだなぁ〜
google 翻訳を渡すと、「君、あきらかに迷ってるよね?」と。。。
うわ〜やだな〜。。。 「No No! ホテル向かってるさいちゅーですよ〜。疲れて休もうとしただけですよー。ノープロノープロ」と明るい感じで愛想良く伝えたら。「OK。大丈夫なのね」と言われ、終わった。。。
なんだったんだ、この心労は。やめてくれよ😭 いや、でもあれは多分なにかあればユスって賄賂を巻き上げようという魂胆だったに違いない(すごいそう思う)。信号も難癖つけられると嫌だと思い、現地の人が止まってる時は止まり、歩き始めたら歩くようにしていた。警察がいる時だけは。なんとなく雰囲気だけど。親切心とは思えなかったな〜🤨
と、無駄な疲労を蓄積し、結局タクシーは来ず5kmの道のりを歩いて、無事前に泊まったホテルへ。ホテルに入ってチェックインしようとした時の、スタッフさんの「あれー!!前泊まったよね?また来てくれたの」的な嬉しそうな笑顔に救われたのでした〜😭
おまけ、長くなっちゃった。みなさん、現金の使用は計画的に!!チャンチャン!!
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